映画のこととか趣味の話 KOJIFBLOG

成龍(ジャッキー・チェン)/新日本プロレス/キン肉マンなど趣味の話をします。

プロレス日記<2017/08/11>

10年前...
絶大な人気を誇ったPRIDEが、2007年に最後の興行を行い、
事実上消滅した。
前年の2006年、暗黒期真っ只中の新日本は、IWGP王者であったブロック・レスナーの来日が不可能になり、
急遽タナボタ式に棚橋弘至IWGP王座初戴冠を果たした。...
まだ女性スキャンダルのイメージが残り、
ガチガチの新日ファンから拒絶された棚橋の
孤独な戦いの始まりの年が、この2006年なのだと思う。

wikiを見ると、棚橋がG1初制覇した2007年のG1決勝戦
「超満員札止めにならず」と記載されている。

2008年は、
8月15日(金)IGF
8月16日(土)新日G1準決勝
8月17日(日)新日G1決勝
真夏の3連戦となった。

当時、独身だった俺は暇過ぎて、
3日連続で両国国技館で観戦した。
自分の記憶が曖昧だけど、G1準決勝では、
マス席を独占して、ビールを飲んだ記憶がある。
が、G1決勝の最終日の俺の日記を見直すと

大江戸線両国駅から両国国技館に向かうと、大勢の当日券の列が見えてきた。
国技館の中に入ると、2階席は満員、1階の桝席は90%ぐらい埋まっている。
第一試合の天山広吉×中邑真輔からファンは大興奮、1万人の天山コールが起きた。
『テ~ンザン!テ~ンザン!』
2、3年前の両国大会などと比べても、明らかに違うのは、招待客ではない本物の新日ファンがチケットを購入して観戦していること。
熱が違う。違いすぎる。」

と書いている。
wikiにも「最終日で3年ぶり超満員札止めを記録」
と書かれている。(まあ、その3年前は主催者発表で水増ししていると思われるが)
確実に、棚橋が2006年から蒔き始めた種の芽が出始めていた。

それから10年...

俺も2児のパパになり、髪も薄くなって、腰も痛い。
1984年のUWF」と「証言UWF」を読んでも、
今の新日の試合はまったく見ていない。
趣味プロレス観戦とは言いづらい。

それでも、
2017年8月9日の東京都心の最高気温37度、
真夏になると思い出す、G1。

今、優勝の可能性を残す選手は、4人。
うち、内藤哲也、オカダカズチカ、ケニー・オメガ
3人は、10年前のG1には出場していない選手。

10年前に比べ、
リング上の風景も変わった。
プ女子と言われる女性客も増え、客層も変わった。
ネットによりどこでもリアルタイムで試合を楽しめるようになった。
棚橋が蒔いた種は、今大きな花を咲かせている。

1つだけ変わらないのは、
その4強に棚橋が残っていること。
10年前には達成できなかった超満員札止め

今年もG1だけは見ようかな。

 

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