ついやってしまう体験のつくりかた

元任天堂開発者の本『ついやってしまう体験のつくりかた』を読みました。

なるほどなと思った点①：物語に「面倒な同行者」を登場させる。大変だけど助けたいなどの気持ちが主人公とユーザーでシンクロできる。本の例にはないが…確かに、鬼滅の炭治郎にも問題を発生させる同行者が存在する。

なるほどなと思った点②：物語の序盤で未解決（不幸など）の問題を提示する。ただし、これだけではユーザーは悲しそうだななど客観的であるため、①と組合せ、主人公の感情とシンクロさせる。同じく鬼滅も序盤に悲しい出来事が起こる。

なるほどなと思った点③：英雄の旅の最後は「家に帰る」。それによって体験を通り抜ける前後の自分（又は主人公）を比較でき、成長を実感できる。大好きなMAD MAX怒りのデスロードもそうだし、映画版ドラえもんもこのパターン多そう。

その他にもスーパーマリオの話など色々と書かれています。

キン肉マンに超人が採用された話

キン肉マンに、僕の応募超人が採用されました。以下、その時のTwitterです。

苦節30数年、イイ肉（11/29）の日の翌日に…遂にやりましたっ！！本日発売の週刊プレイボーイ、今週の採用超人を見て、最高の気分です！！☺️🙌

家に帰ったら、家族がケーキでお祝いしてくれました。メッセージは息子が書いてくれたようです。娘からは「パパたんじょう日なの？」と聞かれました。Twitterでも皆さんからメッセージをいただき、不思議な気持ちです。改めてキン肉マンってすごい作品だと再認識しました。🎂 #キン肉マン #ありがとう

思えば…小学校の卒業アルバムの尊敬する人に「ゆでたまご」と書くぐらいキン肉マン好きで、キン肉マンの連載終了後も「ゆうれい小僧がやってきた！」に勝手にオリジナル妖怪を送るような少年でした。30数年の時を経て、超人が採用されるなんて…子供の頃の夢が叶いました！ #キン肉マン

クリスマスより少し前に届きましたが…人生でいちばん嬉しいクリスマスプレゼント！ゆでたまご先生お二人の色紙、さいこー！ありがとうございました！🎄🎁 #キン肉マン

最後に、ブログだけで公開。応募したハガキと中井先生のアレンジの比較です。

『IPのつくりかたとひろげかた』を読んで感じたキン肉マンの話

『IPのつくりかたとひろげかた』と言う本を読んだ。以下は、Twitterにアップした感想。

『キン肉マン』は、作品名に反して、キン肉マンだけが強烈なキャラクターで“作品”を背負ってるわけではない。特に最近は、正義超人以外にも様々なキャラが活躍し、その世界観の中にキン肉マンが存在している世界観IPになっている。「単推し」ではなく「箱推し」って感じ。続く。

しかも…キン肉マンは、ドラゴンボールでも成し得なかった息子への世代交代にも成功している。いかに、優秀なIPか解る。本には、ドラゴンボールは集英社の某編集者がバンダイに圧をかけ『ドラゴンボール改』を作らせてIPとして復活させたと書かれているが、キン肉マンもお願いします！是非、キン肉マンアニメ化を！

ちなみに…ドラゴンボールはキン肉マンの超人オリンピックのような天下一武道会を始めキャラクターIPに変化し、戦闘力を解りやすく数値化したことによって世界観IP的な要素を手に入れた。その後、世界観IPを拡張しようと主人公を世代交代しようとしたが上手くいかなったと書かれてる。