映画のこととか趣味の話 KOJIFBLOG

成龍(ジャッキー・チェン)/新日本プロレス/キン肉マンなど趣味の話をします。

2000年の桜庭和志(2020/02/29)

秋葉原書泉ブックタワーで『2000年の桜庭和志』を購入。失礼ながら、サクファンと言うより…柳澤健好き。表紙めちゃカッコいい!

『2000年の桜庭和志』読んで、僕のような素人ファンたちは、(体重差のある)なんて残酷なマッチメイクを望んでしまったんだ…と恥じると同時に、桜庭の偉業を改めて称えるべきだと思った。

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僕は「プロレスこそが最強の格闘技である」と言う、宗教めいた呪縛から解放されぬまま、PRIDEという格闘技イベントを見ていたタイプ。
日本発祥でありながら、日本人が半ば見捨てた柔術を、地球の裏側で守り続けてくれたグレイシー一族に、おもいっきりブーイングを送った過去。
2000年の桜庭を読むと、恥ずかしい思い出。

2流プロレスラー、カール・ゴッチの意思を、天才アントニオ猪木が実現してしまった功罪を感じる。

あれから20年。今は、息子が柔術を習っている。

「いいね」に応える新日本プロレスの話

スマホから。

SNSをしていて思うことがある。特にTwitterでは、それを強く思う。
「こんなつもりで、Twitterを始めたわけではないのになー」と。

最初は、日常のつぶやき、ぼやき、はけ口…として、なんとなく始めたものの、
それが、「いいね」の反応など、いつしかまわりの目ばかりを気にするようになり、気付いたら、口当たりの良いツイートばかりしている。

「いいね」など、褒められれば、
そりゃあ、嬉しい。
職場で、家庭で、友だち関係で、夜のお店で…
心理学的にも、人は、自分の意思とは関係なく、まわりの人から期待される人物像に近づいてしまうことが解っている。

さて、新日本プロレスの話をすると、
KENTAが、今の新日本のスタイルに順応しきれていないと聞く(カクトウログ情報w)。
それだけ、今の新日本がハイレベルと言うか、技などが複雑化している。

複雑化した理由は簡単で、
お客の期待、反応、まさに「いいね」に応えてきた結果だと言える。

沢山の「いいね」に応えてきたことで、今の新日人気があることは、重々承知。
だが、ノアであれだけの試合をしてきたKENTAほどの選手が活躍できないのは、如何なものか。

レオナルドダヴィンチは
「Simplicity is the ultimate sophistication
(単純であることは究極の洗練だ)」
という言葉を残しているらしい。
簡単に言ってしまえば
「シンプルイズベスト」。
これは、デザインだけではなく、ファッション、映像、文章…どんな表現にも当てはまると思う。
それは、伝えたいことを解りやすく伝えるために、無駄なものを省く作業。
そして、シンプルに表現するということは、意外にスキルが必要であることでもある。

WWEで活躍する中邑真輔
「技を足すのではなく、削っていく」
と言っている。
表現者を極めれば、そこに行き着くと、僕は思っている。

派手だけど、どちらが攻撃しているのか解らないような複雑な技など、
ファンも「いいね」をすることを1度考えてみてはどうだろうか。
(俺、毎年同じことを言ってるなー)

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<過去ブログ> 新日本プロレス、KUSHIDA壮行試合の道中

<<2019年01月31日>>

イヤ、参ったね。

行き慣れたはずの、後楽園ホール
プロレスを観に行くの、いつぶりだ。
ああ、天龍源一郎引退試合ぶりか。その前は、いつだ?
独身のときは、本郷三丁目に住んでいたから、後楽園なんて歩いて行けたし、誘われたらホイホイ行くし、居酒屋で一人飲みするかのごとく、ふらりと立ち寄ることもあった。
そんな、後楽園ホール

プロレスも大好きだった。
二日連続で新宿フェイス、三日連続で両国国技館でプロレスを観たときもあった。
今は、プロレスの優先度は低く、久しぶりのプロレス生観戦は楽しみであり、面倒くさくもある。
8,500円あれば、サクッと夜のお店にも行ける。
今はそんな気持ちだ。

わーわー言うとりますが、水道橋駅です。

(※新日本プロレス、KUSHIDA壮行試合の道中、スマホにて。)

 

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