映画のこととか趣味の話 KOJIFBLOG

成龍(ジャッキー・チェン)/新日本プロレス/キン肉マンなど趣味の話をします。

ジャッキーvs多人数アクション/蛇鶴八拳

◆ジャッキーvs多人数アクション

アメトーークのジャッキー芸人でしょこたんが言うように、従来のアクション映画は主人公vs多人数であっても本当は1人1人順番に戦っているだけ!なんだけど、ジャッキーは実際に多人数と同時に戦いアクション映画に革命を起こす。『ポリスストーリー』の頃から→『サンダーアーム』と続き→『プロジェクトA2』『九龍の眼』などのジャッキー監督作で進化する。けど、多人数の敵が同時に攻撃してくるから、勿論、ジャッキーは攻撃を受ける。なので、プロA2と九龍のジャッキーは弱そうに見えて、子供だった俺は、あまり好きじゃなかった(vsアパアパも何か不完全燃焼だし...)。今見ると、その頃のアクションの質がMAXに高いことが解るけど。
有名な話だと『サイクロンZ』の船上のアクションはジャッキー担当で、ラストバトルはサモハンが担当と言われている。
どっしり構え、1つ1つの動きをしっかり見せる基本に忠実なサモハンに比べ、ジャッキーの動きは、多少雑に見えてもリアリティを重視する。

 

◆蛇鶴八拳

製作は悪名高いロー・ウェイだが、監督はジャッキーの友達のチェン・チーフワ(シーフワ)、なので、若いスタッフとアイデアを出し合い比較的自由に作れた最初の作品。製作期間が大幅に長引き、ラストのバトルでも途中で髪型が変わったりする。そんな追加撮影分もあり、槍使いの3人組とのアクションは、一歩間違えば大ケガに繋がるだろうし、今見ても質が高い。5分に1回は見せ場があるようなアクションの連続で、様々な対決が楽しめる。

 

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