ジミー・ウォング先生(王羽)/ポリスストーリー3
◆ジミー・ウォング先生(王羽)
天皇巨星と謳われたほどのブルース・リー登場前夜の功夫スター。だが、数々のスキャンダルで第一線から退く。ブルース・リー登場後も『片腕カンフー対空とぶギロチン』など、自分の不甲斐ないアクションをカバーするアイデアで、ヒット作を出す。俺が知っているジミー先生は、トライアッズ(香港マフィア)も絡むジャッキー移籍問題を解決するほど、裏の世界に顔が利く超大物。ジャッキーもその借りがあるので、ジミー先生の『ドラゴン特攻隊』『炎の大捜査線』などトンデモ映画に無理やり出演させられている。そう言えば、『ファーストミッション』では、出資金を持ち逃げされそうになったりのトラブルを解決したらしい。
◆ポリスストーリー3
人気シリーズ第3弾だけど、前作なんて見てなくても無問題(モウマンタイ)!中国返還前の香港と中国の文化の違いが笑えるし、潜入捜査は緊迫感あるし、爆弾娘マギー・チャンはドジでムカつくし、相方ミシェール・ヨーはカッコいいし、監督スタンリー・トンは元スタントマンだから、俳優にデンジャラスなスタントを要求しちゃうし、全体のバランス的にベストに近いオススメ映画。
この映画で、ジャッキー以上の存在感を見せ付けたと評価されるミシェールに、ジャッキーが嫉妬したとも噂される。ちなみに、ミシェールが良すぎて、スピンオフ作品『プロジェクトS』が存在する。